カワセミはブッポウソウ目カワセミ科に分類され、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴です。 カワセミの体長は17cmほどで、スズメくらいの大きさです。その鮮やかな色から「飛ぶ宝石」とよばれ、漢字では川翡翠と書きます。

カワセミがえさをとるときは上空から水中に飛び込み、魚や水生昆虫をくちばして捕えます。 昆虫を捕まえたときはそのまま飲み込みますが、魚を捕まえたときは近くの枝や石にたたきつけて殺してから飲み込みます。そのため、カワセミの食事場には魚のうろこや血がついていることがあります。

多くの鳥はさえずることでメスに求愛しますが、カワセミのオスはさえずりません。カワセミのオスは自分で捕まえたエサをメスにプレゼントし、それをメスが受け取るという求愛行動をします。